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Knit・パソコン・上海etc
by mikihiromm
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上海という街
冬休み、子ども達と上海に行った。

浦東上海国際空港に降りたら、
女、子ども連れ・・と言うのが一番狙われやすいのだろうか?
腕を捕まれ、白タクに乗せられそうになる。
不要謝謝・・bu yao xiexie・いや、
そんな柔な断り方だと上海では暮らしていけない。
(と言うことを聞いていたので(--;))
不要!不要!bu yao!大声出して振り切って、
正規のタクシー乗り場にたどり着き、ベンツに乗れた(たまたまベンツ)
弱気では暮らせないこの世界。

最近は「ちょいぼり」と言うのが流行しているそうだ。
言葉とおり、ほんのちょっとしか、ぼらないので、
住んでいる住民はともかく観光客はわからない。

1時間ちょっとの道のり、正規料金の120元でホテルに着いた。
やれやれ。

ひとりで来るときは何ともないのに、子ども連れは疲れる。
今回同行は、1号(18歳)と2号(10歳)
3人の中で2号が一番体重が重いのに、
12歳以下は旅行代金が1万円引きだった。
喜ぶべきか・・・?飛行機の中でも一番幅を取っている2号。

入国手続きが1時間半待たされたので、
機嫌が悪い・・・2号。
順番が来ると親より先にさっさとパスポートを提示して、
税関の人に話しかけながら(日本語で)税関を通って行った。
遅いねぇ!どうにかならんと?
と言っていたらしい(向こうが理解できなくて良かった)

中国向きの子かな・・・(--;)

子どもの発想で、他国を見るといろいろ面白い。
上海で(中国全土なのだろうか・・・)涙を誘うのが、物乞いだ。
普通の物乞いなら、頑張って目を背けることが出来ても、
どうしても後ろ髪を引かれるのが、老婆と小さな子。
寒い中を薄着で靴も履かない子どもをつれて、
もう腰も折れているおばあちゃんに腕を捕まれると、
振り切るのにはかなりの勇気が要る。
でも、限りがないほどこのパターンで(老婆と子ども)繁華街に立ち並ぶ。

何処であの子たちは寝ているのだろう・・・。

上海という街_b0010961_11164555.jpg

ホテルからの景色です。


朝、静安寺公園をを子どもと散歩した。
地下鉄の駅までの陸橋で、胡弓をもった老人が、
前に缶を置いて演奏している。

1元くれと、2号が言うので、
上海に在住している諸先輩から、
くれぐれも駄目だと言われている私はとまどう。
でもさ!・・2号は言う。
物乞いの人は単にちょうだいと言っているだけやん、
この人はちゃんとした芸をしてるんだから物乞いではない。
だから、あげても良いんだと言い張る。

そのうち人の流れに押され、躊躇しているうちに、
はるか後ろに胡弓の音色が遠ざかっていった。
なるほど・・・それは一理あるね・・・・。
こんどまでの課題。

上海在住の人にくれぐれも気をつけるようにと言われたのは
特に夜の街でひとりにあげると、どこからともなく人が集まり、
収拾がつかなくなるらしい。
危険に巻き込まれ、大変な目にあった人も居るから、
なまじっかな同情で、騒ぎを起こさないようにとのアドバイスだった。

1元でも助かるだろうにな・・・
それにしても私じゃ救えない。
ビルゲイツが私財投げ出してくれない事には。

それにしても、上海の貨幣価値、付いていくのに大変。
ヒルトンホテルの、冷蔵庫のペプシコーラは38元だった。
(知らないで2本も一気に飲んだ2号は責められる羽目になる)
日本円で、500円以上する。
50元も出せば美味しいディナーが食べれるのに
他と比較すると信じられない値段・・・。

近くのスーパーではココナッツジュースが1元だった。
スターバックスの20元の珈琲も謎?日本と同じ値段設定。
何故かどの店もお客さんは多い。
たぶん、20元あれば、
ゆっくり5人で飲茶食べれるだろうな・・・と思いながら
スターバックスを見渡すと、海外からの人ばかりじゃなさそうだ。
中国の若い人が多い。
給料が2000元で、スタバの(紙コップスモール)珈琲が20元・・・・???

この値段設定、理解するのに時間がかかりそう。

でも私も、2号も、
1元のジュースで全然大丈夫の人種だ。良かった!
生活費は1000元で済みそう・・・とか甘いかな??

お母さん頑張る。
by mikihiromm | 2005-01-24 11:21 | 上海への道
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